【お絵描き道場】お絵描き講座は手あたり次第に見ちゃダメ!?
※一個人(珠音)のキャラクターイラストに対する考えを記述しています。
- お絵描き講座のメリット、デメリット
メリット(良い点)
自分では発見できなかった技術を知ることができ、表現の幅が広がる
デメリット(悪い点)
先入観と固定概念ができてしまい、他の表現が思いつかず
視野が狭まることがある
一見矛盾しているように見えますが、これは受け手(あなた)の性格によって異なります。
他人の影響を受けづらい、我が道を行く人であればメリットの方が大きく作用し、他人の影響を受けやすい人はデメリットの方が大きく作用します。
今回は後者のための対処法紹介です。 - 先入観、固定概念にとらわれるって、どういうこと?
知らなかった技術(手法)をお絵描き講座で知ったことで、それ以外の手法が思いつかなくなったり、考えられなくなること。
知った手法が正解だと思い込んでしまう。
そして、個性がない絵になってしまう。
- 先入観、固定概念にとらわれないために、どうしたら良いのか?
1.うまく描けなくて困っている項目のお絵描き講座だけを見る
自分で試してもいないことを講座で知ると先入観や固定概念が生まれます。
色々試してみたけどできなかった項目のみ、講座で手法を得ると良いです。
まずは自分で色々試して頑張ってみること。これが大事です。
厚塗りの方法が分からない!そんな時も、とりあえず
自分なりに苦労して厚塗りっぽいものを作ってみてから講座をみましょう。
キャラクターイラストの世界では、やる前に説明書(講座)を見るのは
おすすめできません。
2.他の人のイラストを研究する
お絵描き講座で知ったことが正解とは限りません。
そもそも、お絵描きには正解がありません。全てが正解とも言えます。
なので、いろんな人のイラストを見て、自分との違いを見つけましょう。
イラスト全体をただただ眺めるのではなく、一部だけに集中して
たくさんのイラストを見ましょう。目だけ、爪だけ、など。
他の人がどう描いているか知ることで、
先入観や固定概念を消していきましょう。
Twitterでバズっているイラストや、Pxivのデイリーランキング上位など
日常よく使うSNSを使うと良いでしょう。 - まとめ
! 描き悩んでいる部分のお絵描き講座のみ確認せよ
! お絵描き講座は一般論、または一例を紹介してると心得よ
! 何事も、まずは自分で試してから求めよ - おまけ
お絵描き講座からの先入観、固定概念の例
講座「目には中心に黒い”瞳孔”があります。目を描くときは瞳孔を描きましょう」
この場合の固定概念は「目には中心に黒い”瞳孔”がある」です。
だけど、瞳孔は黒じゃなくて良いんですよ。
むしろ、今は瞳孔に明るい色を置くのが流行り。
さらに言ってしまえば、瞳孔を描かなくても良いんですよw
目に見えれば何だって良いんです!
キラキラを置いたっていいのよ。
楽しみましょ!
おしまい。